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ここで過ごした時間をステップにして
新しい一歩を踏み出す力をもらえる

こども教育支援財団「元気の泉」
佐久間 進也さん(仮名)(中学3年生)
川崎 政矩さん(仮名)(中学3年生)
財津 麻衣子さん(仮名)(中学3年生)

 中学校を不登校になり、新たな居場所をこども教育支援財団「元気の泉」に見出した佐久間さん、川崎さん、財津さんの3人。来春からの進学先も決まり、新たな旅立ちを迎えようとしている皆さんは、「元気の泉」でどのように元気を取り戻していったのでしょうか。お話を伺いました。(文中敬称略)

第一印象はアットホームな場所
いつのまにか毎日来る場所になっていた

―最初に「元気の泉」に来たときの印象を教えてください。

川崎 初めて来たときにアットホームなところだと感じましたし、みんな仲良さそうで落ち着けるという印象で、入りづらさとかはまったくなかったです。最初は午前中だけ来るようにしていたのですが、だんだん時間が延びてきて、自然に1日中いられるようになりました。

財津 私も最初に入ったときに、堅苦しくないし、アットホームだなという感じは受けましたね。大学生のボランティアの方がいらっしゃるのですが、自然に話しかけてくれて。そのときはこちらも緊張していてきちんと返せなかったのですが、声をかけてもらえたということが嬉しかったですね。最初は1日おきくらいで通っていたのですが、ここに来ればみんながいるし、休憩時間に話をしたりトランプをしたりするうちに慣れてきて、いつのまにか毎日来るようになっていました。

佐久間 人と接することが苦手だったこともあり、初めのうちはみんながいる時間帯には来ることができず、夕方に1〜2時間程度、勉強をするためだけに来ていました。だんだん慣れてきて週に2〜3回程度、朝から行けるようになってきたときに先生から夏休みにある2泊3日のサマーキャンプに誘われたんです。そこでほかの生徒やボランティアの方と話ができたことで通いやすくなり、その後からは自然に来るようになりました。

さまざまなイベントを通して
共同作業の楽しさを学んだ

財津 サマーキャンプは楽しかったですね。私もここに来るようになってから2カ月くらいで、まだ周りに壁をつくっているような状態だったのですが、友だちともボランティアの方とも仲良くなれて。夜、就寝時間が過ぎてからもずっと話をしていて、2日続けて怒られてしまったのも楽しい思い出として残ってます。

川崎 イベントだと秋の文化祭も印象に残っています。系列校である連携高校の文化祭に「元気の泉」として出店させてもらいました。ホットサンドを販売したのですが、メニューを決めて、つくって、焼いて、販売するという流れを全員で分担して、協力しながらできたことはやりがいもありましたし、完売したときは嬉しかったですね。

財津 ホットサンドは値段やメニューを決めるのが大変でした。みんな好きなこと言うし(笑)。それでもぶつかるようなことはなく、ちゃんと話し合いながら決めていくことができたのでよかったと思っています。

卒業をひとつの区切りとして
新たな一歩を踏み出す

―進学先も決まり3月にはここを卒業することになるわけですが、今の心境はいかがですか?

佐久間 中学校に行けなくなってからの時間は、自分が変わるために必要だったのだと感じています。特にここに来てからは本当に楽しかったですし、今までの人生で一番充実していました。みんなと会えなくなるのは寂しいですが、高校進学という目的も達成できましたし、今は明るく卒業できたらいいなと思っています。自分が中学校に行けなくなったときには、「もう普通の中学生ではいられない」みたいに考えていましたが、今ではいい道だったのかなと思えるようになりました。今不登校になっている人には、「学校に行けない」ということで悩む必要はないし、次に向けて、次のことを考えられるようになれば大丈夫と伝えたいです。

川崎 自分が成長するためにも、中学生としての時間を楽しむためにも、「元気の泉」で過ごせた時間はすごく大切でした。ここを卒業することは自分にとってひとつの区切りだとも思っていますし、この卒業をきっかけにして、高校にはちゃんと通えればいいなと思います。不登校になったときは、自分も「もう後戻りできない」と追い込まれた気持ちになっていましたが、そんなときに「元気の泉に顔出してみようかな」と考えられるようになったことが、自分にとってすごく大きな一歩だったんです。不登校になったときにそういう場所があるということは大きいと思いますし、そういう場所を見つけてほしいですね。

財津 振り返ってみるとここにいた時間はすごく短かったと感じますし、それだけ充実していたのかなと思います。卒業するのは寂しいですが、新たなスタートとして区切りがつくし、新しく始まる高校生活も何とかなるかなと思っていて、そうやって前向きに考えられるようになったのも、ここで過ごすなかで物事をポジティブに捉えられるようになったからだと思います。学校に行かなくなってからいろいろ考えたりもしましたが、そのおかげでここに来られて、ここに来なければ今の自分はなかったと思うので、そう考えると良かったのかなと。そういう場所を見つけることと足を運ぶきっかけがあればきっと大丈夫だと思うので、そういうきっかけを見つけてもらいたいですね。

■財団法人こども教育支援財団「元気の泉」はこんなところ
 文部科学省認可の財団法人として、不登校生の学校復帰支援・学習サポートを行っており、札幌・仙台・さいたま・千葉・柏・東京・横浜・静岡・名古屋・京都・大阪・芦屋・広島・福岡と全国に14の分室があります。子どもたち一人ひとりにあわせた再登校計画を作成し、無理に学校に戻すのではなく、本人が持つ「学校に復帰したい」という学校回帰本能を発揮できるように支援しています。問い合わせ:TEL 03-5823-2566(東京事務局)

※『全国フリースクールガイド2010〜2011年版』(学びリンク)より抜粋