中1ギャップ
不登校児童生徒数の学年別の推移をみると、小学校1年生から中学3年生まで学年が進むにつれて増える傾向にあるのですが、中学1年生になるとその人数は小学6年生に比べると一気に約3倍に跳ね上がります。
中学1年での不登校の生徒の約半数が小学校4〜6年生の間に何らかの形で不登校を経験しており、そのうち約8割が小6で不登校を経験しているという調査結果を国立教育政策研究所がまとめています。また、この調査では、中学校不登校は、夏休み明けの9月から急増することも指摘されています。小学校で不登校の経験のある生徒の欠席日数をみると、半数が中1の1学期末時点で不登校の基準となる欠席日数30日以上でしたが、小学校時代に不登校の経験のない生徒は1学期末までは、その9割が30日未満となっています。
中学校では小学校と異なり、一人の担任の先生がほとんどの科目をみているわけではありません。中間テストや期末テスト、そして部活。人間関係の構築と学力面でもその差は大きく、環境が極端に変わります。
この環境を乗り越えるためにも「何とかなるさ」、「多少のことは気にしない」などといった大らかな気持ちをもてるようになることが大切です。また、中学校での生活を親に話しやすい環境にしてあげることが最も大切なことです。
※参照
『中1不登校生徒調査(中間報告)』
(国立教育成果宇研究所生徒指導研究センター、平成15年8月発表)
http://www.nier.go.jp/shido/centerhp/futoukou.pdf
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